**工作機械周りの自動化・周辺設備一貫構築
【設計から施工・立上まで】**
こんにちは、技術コンサルの T です。
今回は、工作機械周りの自動化・周辺設備を一貫で構築するというテーマでお話しします。
工作機械メーカー様とお話ししていると、
「本当は自社の主力機開発やコア技術にもっと集中したい」
という声をよく聞きます。
一方で、工程集約や自動化、DXを進めようとすると、
主力機の“周り”に関わる部分――
材料投入、段取り、後工程、搬送、出荷――が、
どうしても個別対応・一品一様になり、負担が膨らんでいきます。
■ 工作機械周辺の自動化が難しい理由
工作機械そのものは高い完成度を持っていても、
周辺設備は現場ごとに条件が異なります。
- ワーク形状やサイズの違い
- 加工順や工程構成の違い
- 設置スペースや動線の制約
- 生産量やロットサイズのばらつき
結果として、
「誰が全体を見て設計するのか」
「どこまでを自社で、どこからを外に任せるのか」
が曖昧なままプロジェクトが進みがちです。
ここで生産技術のリソースが足りないと、
立上げ段階で調整が集中し、
本来やりたい改善や次の開発に手が回らなくなります。
■ テルミックスが提供する“フルターンキー”という考え方
テルミックス(TMX)が大切にしているのは、
「主力機の価値を最大化するために、周辺を丸ごと引き受ける」
という考え方です。
材料投入から加工、後工程、出荷まで。
ロボット、画像処理、制御、搬送、バッファ機能を含めて、
自動化ラインをフルターンキー(一括請負)で構築します。
単に装置を並べるのではなく、
- 周辺装置・機器の統合
- 配線・配管、架台を含めたレイアウト設計
- 現場に合わせたパッケージ化
までを一気通貫で対応します。
■ バッファ機能がライン全体の余裕をつくる
工作機械周りの自動化で、個人的に重要だと感じているのが
バッファ機能(小規模自動倉庫)の使い方です。
加工と搬送を直結すると、
どこかで詰まった瞬間にライン全体が止まります。
一方で、適切な位置にバッファを持たせることで、
- 加工と搬送のタクト差を吸収
- 段取り替え時の停止を最小化
- ライン全体の生産性を安定化
といった効果が得られます。
これはロボット単体ではなく、
ライン全体を俯瞰した構想があるからこそできる設計です。
■ 技術インテグレーションは“地味だけど一番効く”
ロボット、画像処理、制御。
それぞれは優れた技術でも、
つなぎ方を間違えると現場では使えません。
TMXでは、
- ロボット動作と周辺装置の同期
- 画像処理条件と制御ロジックの整合
- 異常時の判断と復帰フロー
といった技術のつなぎ目を丁寧に詰めます。
正直、この作業はかなり地味です。
でも、ここをやりきることで、
立上げ後のトラブルや属人対応が激減します。
■ 生産技術の負担を減らし、高付加価値戦略を支える
生産技術のリソースが限られる中で、
上流構想から現場の立上げまでを自社だけで抱えるのは現実的ではありません。
テルミックスは、
地味で手間のかかる工程を最後までやりきることで、
工作機械メーカー様が
「自社の強み」に集中できる環境づくりを支援します。
周辺設備を含めた自動化ライン構築は、
単なる設備導入ではなく、
戦略そのものだと考えています。
設計から施工、立上げまで。
必要なところを、丸ごとお任せください。
では、今回はこのあたりで。
技術コンサルの T でした。